桜宮日記

2007年4月に生まれた愛娘・K子の育児や、年下のダーリンとの結婚生活を中心に、日常を気ままに書いて行きたいと思います。2011年8月に家族が増えました♪

おまけ

前の記事のおまけです。
永遠のゼロとは無関係。読んでふと思い出したってレベルの話。でも長いです。
お暇で心が広い方だけどうぞ。


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桜らいん





永遠のゼロを読んでふと思い出した話。
私、戦時中の話とか全然詳しくないけど、エースパイロットを1人だけ知ってる。
どうしてかって言うと、旦那が持ってる漫画に出て来るから。

その話をする前に、その漫画の話をしなくてはいけない。
漫画のタイトルは、「ドリフターズ」。日本の有名コメディアンとは無関係です。
ちなみにちょっとグロいので、グロ耐性が無い人にはお勧めしません

内容は、かなり不思議な感じ。
こことは違う、いわゆる異世界。
人間もいるけど、エルフやドワーフ、竜や人狼などの異形の者がうようよいる世界。
一応、覇権は人間が握っているっぽいが、その世界そのものを滅ぼそうとする勢力がある。
そこに、こちらの世界の戦いに長けた者たちが時代や国を問わず召喚され、そいつらと戦わされるって話。

主人公は島津豊久。若干マイナー? 知らない人もいるんじゃなかろうか。島津家は有名だけど。
安土桃山時代の武将で、鹿児島の人。関ヶ原の戦いで亡くなったとされている。
で、この世界のルールとして、死にかけると召喚されるらしい。もしくは、死んだ時。本人たちに死んだ自覚は無し。

この人の脇を固める2人の方がよほど有名だと思う。
知らない人はいないであろう織田信長と、弓の名手・那須与一。
織田信長は本能寺を逃げ惑っていてこちらに出たと言っている。
那須与一は死に際の事が書かれた文献があまり無いからか、その辺は描かれていない。
余談だが、「与一」と言うのは「十余る一」の意味で、つまり11番目の子って意味らしい。
同父母の場合じゃないとそう言う名づけ方はしないだろうから、昔から安産体質でぽんぽん産める人っていたんだなー。
昔だったらお産で死んでたような気がする我が身からするとうらやましい話。

それはさておき、もちろんほかにも色んな人が出て来る。
日本人であれば安倍晴明とか、源義経とか。
海外の人もいるが、やっぱり日本人が多いのは、作者が日本人でそちらに詳しいからだと思われる。
海外の人の有名どころは、ジャンヌ・ダルクやラスプーチン、ロシア皇女アナスタシアなど。

あまり有名では無いところとしては、ハンニバル・バルカやスキピオン。知ってる人いる?
最初に「ハンニバル」って名前が出たときは映画「羊たちの沈黙」の続編と関係があるのかと思ったくらい、私は知らなかった。私が無知なだけかな。
ハンニバル・バルカは、紀元前、カルタゴの将軍。強大な古代ローマ帝国と戦い続けた名将、戦術家。ローマ史上最強の敵と言われている。
スキピオンはその逆で、ハンニバル・バルカと戦い続けたローマ救国の英雄。

漫画だから容姿に関しては改変されてる部分もある。
那須与一は超美少年扱いされてるし(史実なのか? 全く知らない)、安倍晴明は80過ぎて死んだはずだけど若い姿で出て来るし、ラスプーチンに至っては「怪僧」扱いされているひげもじゃのおっさんなのに、サラサラロン毛のインテリ眼鏡っぽい姿になってるし。

さて、ここに戦時中に実在した人も出て来る。
それがゼロ戦のエースパイロット、菅野直(かんのなおし)。
あと、山口多門なんかも出て来るけど、知らないよね。
山口多門は、日本の海軍軍人。
逃げようと思えば逃げられたのに、空母「飛龍」と運命を共にした海軍中将。山本五十六と同じくらいの名将であったと言われている。

ここから本題、菅野直の話。
この人、調べてみるとものすごい。
けんかは負け知らず、素行が悪くて傍若無人なガキ大将、なのに文武両道の文学少年で人気は絶大。と、かなり無茶苦茶。実在の人物だけど、漫画の主人公にしても詰め込み過ぎなレベル。
兄・姉を敬愛し、経済的な理由から兄を大学に行かせ、自分は海軍に入ったらしい。

この人のエピソードをとりあえず挙げてみると、
・訓練であまりに飛行機を壊すので、「菅野デストロイヤー」という渾名がつき、破天荒ぶりは他の航空隊にまで知られていた。
・高い反射神経と恐怖に打ち勝つ精神力が求められる攻撃法をあみだし、この方法で何機も落とし、菅野の機体の黄色のストライプ模様から米軍パイロット達の間では「イエローファイター」と渾名されて怖れられた。
・敵機を見つけると、とにかく真っ先に突っ込んでいくので二番機は苦労していたとか。
・気に入らない上官がいるテントをプロペラの風圧で吹っ飛ばしたことがある(下手したら軍法会議物では?)。
・当時交流があった人達の言葉を集めると、「頭も腕もいい、短気な面があるがさっぱりしている」「気さくで階級にこだわらない人」「若く、やんちゃで豪気であった」などなど。

上官に対しては上官と思わぬ態度をとることもある一方、部下には優しく、慕われていたらしい。
・部下は殴られたことも怒られたこともないと言う。
・部下が他部隊とけんかして引き渡し要求があったときも、「そんな奴は知らない。部下は渡さない」と追い返した。
・部下を特攻隊員を出すように要求されたが、拒否して「部下を出すくらいなら自分がいく」と主張し、エースパイロットを特攻に出すわけにはいかないと上が意見を引っ込めた。
弱きを助け強きをくじくの典型みたいな人。

ここからは私が1番すごいと思った話で、
セブ島の現地部隊に零戦を取られたため、中攻(ゼロ戦と違い数人乗れる飛行機)でマニラへ帰還することになるが、P-38に襲われ
「もう駄目です、皆さん、諦めてください」
と中攻操縦士が告げると、菅野が
「どけ、俺がやる」
と経験のない中攻操縦を交代して敵機の追撃を振り切りルバング島へ不時着、脱出直後、中攻は爆破された。ルバング島で救援が到着するまでの数日間、原住民に対して
「俺は日本のプリンス菅野だ」
と名乗り原住民の敬愛を集め、島の王様の様に過ごしたとか。おもしろすぎ。最早漫画である。
何語で会話してたんだろう、と言うのはすごく気になる。戦時中は英語が禁止されたけど、戦前は英語教育がそれなりに行きわたっていたのだろうか。

この人の最期と言うのが、またミステリアス。
「ワレ、機銃筒内爆発ス。ワレ、菅野一番」と言う無線が入った後、行方不明。
総出で燃料が尽きるまで探しまわったが、何一つ発見できなかったそうだ。
しかし、同日のアメリカ軍の戦闘記録によるとB-24の一団は敵機撃墜0と報告している。
故障により海に墜落、もしくは自爆して沈んだと考えるのが普通かもしれない。

しかし、漫画「ドリフターズ」だと、ここからゼロ戦に乗ったまま異世界に行っている。
そして竜を撃墜したり、どういう経緯があったのかはわからないが人狼たちに「空神様」と崇められ、完全に人狼部隊が配下になっている。と言うか恐れられている。
まあ、現実でもすごい人だったから漫画でこうなるのも納得である。
「てめえ」「コノヤロウ」「バカヤロウ」が口癖でとにかくすぐに蹴って暴れまわる人と描かれているが、本当にそうだったのかは知らない。

こんな人が実際にいたと言うんだから、すごいわー。すごすぎるわ。
生きてるうちに会いたかった。一緒に酒でも飲んだらさぞ楽しい人だっただろう。
当時は女が男と同席して酒なんて飲めなかっただろうから、自分が男だったら、と言う枕詞がいるだろうけど。
そしてこんな人が上官だったら慕うわ、絶対。

本当は嫁が欲しかったらしいし、嫁の来てはいくらでもあったけど、明日も判らぬ我が身を省みて諦めていたらしい。
残ってる写真を見ると、美男子ってほどではないにしても好青年風。それにこの中身なら、そりゃ嫁は選びたい放題だっただろう。
そして本当は大学で学びたかったそう。大学に通う友人にそんな手紙を書いたことがあるらしい。
イエローファイターと恐れられたゼロ戦パイロットも、そういうところは普通の人と同じ。
安らげる家庭に憧れを抱いていたそうだ。

こんな人が23歳の若さで亡くなっているなんて!
戦争と言うのは何と残酷なんだろう。生きていれば大人物になっていただろうに、日本にとって重大な損失だ。
あーもう、どこかに不時着して記憶喪失になってて、現地の可愛い娘と結婚して幸せに暮らしましたーってありきたりな話でいいから、そうであってほしい。
源義経がチンギス・ハーンになったなんて与太話よりはあり得そうだし。

すみません、だらだらと書いただけで全然中身が無い。
でも、こんなすごい人がいたんだってことを知ってほしかったのです。
最後までお付き合いくださった方、本当にありがとうございました。

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