桜宮日記

2007年4月に生まれた愛娘・K子の育児や、年下のダーリンとの結婚生活を中心に、日常を気ままに書いて行きたいと思います。2011年8月に家族が増えました♪

運命の分かれ道・5

そんなこんなで付き合い始めて3ヵ月後には、私はすっかりこの遠距離恋愛にはまってしまっていました。
はっきり言って、これは大誤算でした。

理由を聞かれると、言葉にするのは難しいのですが……。

まず1つは、彼がとてもマメだったということでしょう。
メールは毎日5通以上やりとりし、電話もほぼ毎日。
月に2回は会いに来てくれました。
月に2回会いにくるというのは、並大抵のことではありません。
毎回飛行機ではとてもお金が続かないので、高速バスに切り替えたのですが、それでも旅費は馬鹿になりません。
おまけに、高速バスを使うと、片道4時間以上かかってしまうのです。
そんな状況にも関わらず、彼は前日の仕事が夜12時に終っても、朝5時に起きて、10時には着くように私のところへ来てくれて、夜8時前後まで滞在し、それから帰ります。彼が家に帰り着くのは夜12時過ぎです。
そんな過酷なスケジュールでも、彼は必ず月に2回は来てくれました。

そして、一緒に過ごす時間の居心地のよさも大きかったと思います。
動くテンポや、考え方が似ていたり、気を使うところが同じだったり……波長が合うと言えばいいのでしょうか。
もちろん、男女の違いがあるので、本質的なところは全く違うのですが。
とにかく、一緒に居ても何も気負うことなく、素でいられて、すごく楽で、安らげて、若さに似合わず私の全てを許容してくれる人でした。

「私の欠点って何?」
そう彼に聞いたことがあります。
「う~ん、ヒステリックでわがままなところ」
と彼は答えました。
私がすぐ泣くところがヒステリックで、「私のどこが好き? どれくらい好き? 本当に好き?」ってしつこく聞くところがわがままだそうです。
自分で言うのも何ですが、非常にうざったい女です。
そう聞いてしまうのは、過去の苦い経験のせいなのですけどね。

「でも、嫌いじゃないよ。そういうところもひっくるめて、全部好きだよ。愛してる」
そう言って、彼は微笑みました。

本当に、21歳とは思えない懐の深さです。
そして、一時の熱病のような恋愛であったとしても、真面目にまっすぐに私を愛してくれる彼の姿勢に、心を動かされてしまったのです。

でも、そうなると。
半年後には停滞、挫折してしまうというあの占いのカードが、非常に重くのしかかり始めました。

しかーし!
ここで諦める私ではありません。

「未来は変えられると、私はいつも占った人に言ってるのよ。未来は自分の手で作るものだと。運命は変えられると。それならば、変えてみせる! 占いなんかよりも人の意思の力のほうがずっと強いんだって、私が証明してみせる!!」

不安が無かったと言えば嘘になります。
過去・現在・未来・深層心理、その全てが当たってしまった場合、結果のカードが当たる確率も高くなるからです。
でもだからと言って、諦めるつもりはありませんでした。

「負けるもんですか!」
昼行灯、真昼のろうそくのような、いつも「なんとかなるさ~」という姿勢で生きている薄ぼんやりで滅多に本気にならない私が、珍しくやる気を出した瞬間でした。

コメント

ほんとに

いらっしゃるんですね~、こんなにいい方が。
きっとあなたを幸せにしてくださいますよ。
いや、お互いがお互いを幸せにできるでしょうね。(^_^)

コメント投稿

管理人にだけ読んでもらう

HOME このページの一番上へ