桜宮日記

2007年4月に生まれた愛娘・K子の育児や、年下のダーリンとの結婚生活を中心に、日常を気ままに書いて行きたいと思います。2011年8月に家族が増えました♪

力量の差

前にも一度書きましたが、最近読書をする時間がとれるようになりました。
だいたいミステリーやファンタジーを好んで借りますが、ミステリーと思いきやそうではなかった、という小説がまれにあります。
いや、おおまかに言えばミステリー小説の範囲内になるのかもしれませんが。

今回一気に2日で上下巻読んでしまった本があります。
内容は楽しい話ではないので伏せておきますが。
普通、ミステリー小説であれば、何らかの事件が起こって、そのなぞ解きや犯人探しを楽しんだりするわけです。
ファンタジー小説であれば、だいたいは敵のような存在があり、それを倒すためにと言うのが王道ですよね。
しかし、今回読んだ本はどれにも当てはまらなかった。
そもそもミステリーと言えるのかどうかも怪しい。
読み応えがあったと言えばそうなるかもしれないけど、最終的には救いのない話だった。

それなのになぜ一気に読んでしまったのか。
物語の終着点が気になったと言うその一点に尽きるとしか言いようが無い。
謎があるわけでも敵がいるわけでもない、数人の少年の人生が複雑に交錯する、その結末が。
どこに落ち着かせたいのか、作者の意図が知りたかった。
読んでしまった今でも、作者の意図はよくわからずにいるけど。
決して内容が理解できなかったとかそういうわけではなく、作者は何を思ってこれを書いたのかが理解できない。
読者に何を投げかけているのかはよくわからない。
単に書きたいものを書いただけで、読者への投げかけなどそもそも無いのかもしれない。

しかし、「続きが気になる」と読者に思わせた時点で、作者の勝ちである。
特におもしろいわけではないけれど、一体この後どうなるのか気になって仕方ない、と言う感覚はなかなか無い。

似たような感覚に一度陥ったのは、恩田陸先生の「黒と茶の幻想」を読んだときだったか。
あの本には若干の謎は散りばめられていたけれど、決してはらはらドキドキの展開ではなく、高校時代の仲良し4人組が、大人になって一緒に旅をするというただそれだけのもので。
過去の話が出てきたり、盛り上がりも無く淡々とした話なのに、退屈もせずにハードカバーの1冊を一気に読んでしまったのは、やはり書き手の力量に他ならない。
読み終わったときは舌を巻くしかなかった。
恩田陸先生の本は、たまにホラーな物があって受け付けられないものもあるけど、はまるときははまってしまう。
映画化されたものだったか、「夜のピクニック」もすごかった。
ただ淡々と夜通し歩くだけの話、そこに甘酸っぱい青春や複雑な人間模様が織り交ぜてあるだけなのに、なぜここまで退屈せずに読ませられるのか不思議だった。

静かな本なのに、引き込まれてしまうすごさ。
ハリー・ポッターなどのような圧倒的なパワーとスリルある展開で引き込まれるのとは違う、思わず没頭する面白さ。
本当に、本と言うものはおもしろい。

本当に今日のは単なる独白です。
読んだ本について、自分が考えたことを書きたくなっただけで。

これで終わってはせっかく読んでくださった方に申しわけないので、最近のお気に入りの方を紹介いたします。
岸田るり子さんと言う作家さんが最近のお気に入りです。
と言っても、まだ2冊しか読んでないのですが、どちらもすごくはまりました。
「密室の鎮魂歌」と「天使の眠り」、どちらもミステリーでおもしろかったです。
ほかの本も読んでみたいです。
読書の秋、図書館で借りてよんでみるのもいいのではないでしょうか。


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コメント

NoTitle

又御無沙汰してしまいましたm(__)m
好きな読書の時間が出来て良かったです(*^^*)
私は、時間が出来るとついついレンタルのDVD鑑賞に時間を費やしてしまいます。
娘は読書家なので、ミルさんのオススメの本、紹介しておきます(^^)

牛子さん

いろいろとご都合もあるでしょうから、おかまいなく(*^_^*)
DVDもいいですね。
24とかプリズンブレイクとか、見たいものはたくさんあるのですが、DVDは途中で止めて電源を切ると、またその場面を探さないといけないのでちょっと面倒に思う時があるんですよね。
その点本ならば、途中でやめるのが簡単なので重宝してます。
DVDも本当は見たいんですけどね。
本は、お嬢さんがミステリー好きならぜひ!

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