桜宮日記

2007年4月に生まれた愛娘・K子の育児や、年下のダーリンとの結婚生活を中心に、日常を気ままに書いて行きたいと思います。2011年8月に家族が増えました♪

彼がうちにやってきた!・3

父が出て行ってから、母が語った内容です。

私が彼を迎えに行っている間に、こんな会話が交わされたそうです。
「遠くに嫁がせることになるが、おまえはいいのか?」
と、父が。
「駄目って言っても出て行くでしょう、あの子は。でも、驚いた。お父さんもそんなこと気にするのね」
「おまえがミルと仲いいからな。おまえがいいなら、俺は何も言わん」
と言ったそうです。

それを聞いた私はびっくり。
正直言って、20年以上一緒に暮らして、父がそんなことに気が回る人だとは思っていなかったのです。
正直にそう口にすると、
「私もびっくりした」
と、母も言いました。
私より長く一緒にいる母でさえびっくりするのだから、私がびっくりするのは当たり前ですよね。

そして、続けて母が彼に言いました。
「この子はね、昔はすごいお父さん子だったんですよ」

私がもうすっかり忘れていた昔の話でした。
忘れようとしていたことでした。

その一言が引き金になって、色んなことを思い出しました。
まだ私が小学生になる前くらいの頃。
父は出張が多くて、家にいることが少なかったから、いるときはとても嬉しかった。
父の膝の上は末っ子の私の特等席で、冬場には父の丹前を横取りして、小さな体に大きな丹前を引きずって、そんなどうでもいいことが嬉しかった。
出張が多くても、日曜日の朝は大抵いてくれるから、母が朝食の支度に台所に行った足音が聞こえると、自分の布団を出て両親の寝室に入り、まだ寝ている父の布団にもぐりこんでいた。
父も私の気配に気づくと、腕枕をしてくれて、そのまま母が起こしにくるまで一緒に2度寝するのが当たり前のことだった。

でも、子供はいつまでも子供ではないのです。
やがて、両親のけんかの原因が、父の浪費癖と酒癖にあることに気づき、私の気持ちが徐々に父から離れて行きました。

最初から愛されていなかったわけではない。
先に気持ちが離れてしまったのは、私のほうだった。

そのことに気付かされました。

だからと言って、父が今までにしてきたことが正当化されるわけではないけれど。
父が浪費家で酒癖が悪くて、過度に酔うと母に暴力をふるっていたのは事実で。
両親のけんかの原因を作っていたのも父だし、それによって家族の気持ちが離れてしまったのも、私には非がない理由で殴られたのも、全部父が悪いです。

でも、最初から愛されていなかったわけではないことを思い出してしまったから。
忘れなければ、父を憎むことができなかったから。
思い出したことで、父への憎しみが少し薄れてしまいました。

血の繋がりとは、ときに厄介なものです。
赤の他人ならば、縁を切ってしまえばそれですむけれど。
血が繋がっていることでそこに情がうまれて、離れることができなくなるときもあるし。
他人ならば許せないことでも、血が繋がっていれば情があるから許してしまうこともある。
何よりも、血が繋がっていると、様々な義務が発生します。

忘れたままでいられたら。
「結婚式には出席させない、葬式にも出てあげない。今この場で縁を切る」
と、家を出るときに言ってやれたのに。

今は、それを言える自信がありません。
でも、結婚式に父を出席させるとなると……バージンロード連れて行ってもらうのも、父以外の人と言うわけにはいかないだろうし……。
「お父さんお母さんありがとう」
的なイベントも、やっぱり定番だからやらないといけないのかなぁ。

まあ、その辺は……式場でウエディングプランナーの人の相談しようっと。


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コメント

大変ご苦労された人生を読ませて頂き少しホロリ気味なnbuです☆(;-;)誰しもというワケではありませんが親に対して一度は憎しみを抱いたもの。私もそんな一人です。血縁関係にあらぬ暴言を父に吐き捨てたものです。ただ親子はいつまでたっても親子。少なからず他人にはない情があるんですよねぇ。バージンロードについても最終的にミルさんが決める事だとは思いますが、コレを機にもう一度気持ちを戻してみるのも一つ、そのままの気持ちでいるのも一つ、どちらも正解だと思います。ただこれからのミルさんの人生の中で後々、後悔のないようにだけ、とnbuは思いました☆

人生、最後まで何があるかは分かりませんよ。お父さんの態度だってそうです。
これからまだ何十年もありますし、意外に50を越えると人間変わるものです。
うちもある理由で、小さい頃から父から理不尽な仕打ちを受けてきましたが、いまだに父が変わると信じています(ちなみに父は60すぎです)。
とはいえ、僕が変えようとは思いません。それは僭越なことです。ですから僕にできることは、父に引き続き親切にしていくことだと思っています。

すみません、無駄に自分のことを語ったりして‥。
でもたぶん、ミルさんのその性格からして、非情にはなりきれないでしょう。まぁ、ミルさんのそんなとこが好きなんですけどね。(^^)

>nbuさん
まだ結論は出ていません。
時間もあるし、ゆっくり考えたいと思います。

>服部さん
父は……年々悪くなる一方ですので、よくなることはないと思います。もう60超えてるし……。

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